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【野田】

関東平野のほぼ中央に位置し、下総台地を中心に、市の東が利根川、西が江戸川、南が利根運河で囲まれる【野田】は、水運で栄えた醤油五大名産地の一つ。利根川を挟んで対岸が茨城県、江戸川をはさんで対岸が埼玉県です。
地名の由来は、「野田右馬助」という武将が館を構えたことによる、と言われていますが定かではありません。
陸上交通として「日光東往還」が通り、「山崎宿」「中里宿」などの宿場も興りました。

高梨家・茂木家など在郷醤油醸造家が合同して「野田醤油醸造組合」が設立され、その組合が株式会社となったのが1917年。大正デモクラシーにのり、1921年に野田醤油労働争議が勃発し、全国から労働運動家がこの地に来訪しました。
1950年、野田町・旭村・梅郷村・七福村が合併して「野田市」が発足します。1966年には東京理科大学野田校舎が竣工し、1982年に野田工業団地が造成されました。
南部工業団地内にある「東京電力新野田変電所」は、世界最大級の変電所として1999年10月にギネスブックに認定されました。

管理人のコメント

醤油業界最大手の「キッコーマン株式会社」と白醤油部門では業界最大手の「キノエネ醤油株式会社」が所在するため、国内1/3程度のシェアを誇るそうです。当地の醸造関連遺産は「近代化産業遺産」に認定されています。

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投稿日 2019/12/4

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