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【国体】【若潮国体】【ゆめ半島千葉国体】

「国民体育大会(国体)」は、昭和21年(1946年)に第1回大会が開かれて以降、各都道府県持ち回り方式で開催されているスポーツの祭典です。
戦前(1924~1943年)、明治神宮外苑を始め関東各地で明治神宮競技大会が行われていましたが、戦後、混乱期の国民に希望と勇気を与えようと、スポーツの祭典が企画されます。GHQの承認を得、政府から40万円の補助金を受けて第1回国民体育大会が京都にて開催されました。
第2回(1947年)の石川県大会時にシンボルマークと大会歌が作られました。
第3回の福岡県大会から都道府県対抗方式が確立します。天皇杯と皇后杯が創設されました。
第5回の愛知大会から灯火が設けられ、第12回静岡大会からは炬火リレーが実施されます。
第28回千葉県大会【若潮国体】開催の年(1973年)には、特別大会として、沖縄県において「沖縄復帰記念大会(若夏大会)」が開催されました。千葉大会で天皇杯に輝いたのは千葉県、皇后杯は東京都でした。
1988年の第43回京都府大会から二巡目に入ります。
水泳などの一部競技は「会期前競技」として先行開催されるようになり、本大会(秋季大会)終了後には「全国障害者スポーツ大会」が行われるようになりました。地域の人を対象とした競技も行われます。
2018年、「国民スポーツ大会」への改称が提案されています。日本スポーツ協会・文部科学省・開催地都道府県の三者共催で行われることとなり、正式種目の順位を得点に置き換え、冬季大会と本大会の通算で、男女総合成績第1位の都道府県に「天皇杯」が贈られ、女子総合成績第1位の都道府県に「皇后杯」が贈られることとなったのです。
2019年の第74回大会は、冬季大会は北海道、本大会は茨城県での開催が予定されています。

1973年の【若潮国体】は首都圏で話題になった国体で、質素着実な「ふだん着国体」を目標に船舶の宿泊利用、選手村の開設などの新しい試みがなされました。
2010年の第65回国民体育大会の千葉県の部は【ゆめ半島千葉国体】。マスコットキャラクターである【チーバくん】が大会を盛り上げました。この国体の北海道の部の愛称は【サッポロ氷雪国体】でした。

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投稿日 2017/〇/〇

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