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【柏】【柏の葉】【柏レイソル】

江戸時代の【柏】は、水戸街道の宿場町である【小金宿】と【我孫子宿】の間の小さな集落でした。
1889年、東葛飾郡田中村大字若柴となり、1896年に常磐線の「柏駅」が開業します。 常磐線が電化された戦後、東京のベッドタウンとしての開発が進みました。
1954年に東葛飾郡田中村が柏町・小金町・土村と合併し手【東葛市】となり、「東葛市」が【柏市】に改称されたのです。
東部を中心に一戸建ての住宅地が広がっていましたが、2005年に首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが開通し、【柏の葉キャンパス駅】が開業すると、西部に「柏の葉国際キャンパスタウン」が建設され、研究・教育施設が集約されるようになりました。

【柏の葉】は、柏通信所跡土地区画整理事業によって開発された区域です。
江戸時代までは馬の放牧地でしたが、明治になって開墾され、畑作を中心の農地となりました。
この地に、1,500m滑走路と50万坪以上の面積を持つ【陸軍柏飛行場】が建設されたのが1938年。空襲が激化した大戦末期には、藤ヶ谷飛行場(海上自衛隊下総航空基地)や松戸飛行場(陸上自衛隊松戸駐屯地)と共に、B-29の邀撃のための基地として使用されました。
敗戦後は米軍占領下にありましたが、引揚者や旧軍人、周辺の旧小作農が入植し、開墾されます。
しかし、朝鮮戦争の勃発により再び米軍に通信施設用地として接収され、1954年に「米軍柏無線送信所」が建設されたのです。多くの開拓農民や居住者がこの場所を去りました。1979年に全面返還され、 「柏通信所」となりました。そして、1983年に都市計画が決定したのです。
区域内には「柏の葉公園」「東京大学」「千葉大学」などの施設が多く集まり、1丁目~3丁目は三井不動産・千葉県住宅供給公社・住宅・都市整備公団(都市再生機構)による計画住宅地(柏の葉公園住宅)となっています。
公共団体・企業・大学が連携した国際学術都市・次世代環境都市づくりが進行しています。

柏市を本拠地とする【柏レイソル】は、1940年創部の「日立製作所本社サッカー部」を前身とするチームで、東葛地域や印旛地域にまでエリアを拡げて活動しています。チーム名はスペイン語の「レイ(王)」と「ソル(太陽)」を合わせて「太陽王」を意味するそうです。
日本サッカーリーグ(JSL)が創設された1965年から参加した8チームの1つで、1990年にプロリーグへの参加を表明し、Jリーグが発足した1993年に【日立FC柏レイソル】と名称変更し、1994年に昇格を果たし、1995年からJリーグに加盟します。1996年には【柏レイソル】へと名称変更しています。

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高齢化率が40%を超える豊四季台団地では、超高齢化・長寿社会に対する一連の対策「柏プロジェクト」が進行中です。

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投稿日 2017/〇/〇

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