千葉城
千葉市中央区亥鼻町に築かれた「千葉城」と称される天守閣状の建物は千葉市立郷土博物館。
かつてこの地には、中世の武士・千葉氏の居館(亥鼻城)がありました。
この亥鼻城、北は都川・西は断崖に面した平山城で、1126年に、源頼朝の重鎮・千葉常胤の父・常重が居館として築いたものです。
上総国大椎城(千葉市大椎町)から拠点を移して以来、亥鼻城は330年にわたって千葉氏の城として栄えましたが、1516年に落城。
その後、当地は名所旧跡として親しまれてきました(千葉八景には「猪鼻山の望月」が選ばれています)。
1909年以降、城跡は公園として開放され、1926年(昭和元年)に亥鼻城跡に千葉開府800年記念碑ができました。
1967年、亥鼻山の中腹に、城郭の天守建築を模した鉄筋コンクリート造の建物「千葉市立郷土博物館」を建設されました。
園内には約100本の桜(ソメイヨシノ)があり、毎春開催される「千葉城さくら祭り」の期間中は、ライトアップされた千葉城が美しく輝きます。
管理人のコメント
1858年の成田山新勝寺新本堂建立の際に制作された「成田名所図会」に「千葉氏古城址の図」が掲載されており、中央に亥鼻山が描かれているんだそうです。
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投稿日 2017/〇/〇
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