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【千葉港】【ポートタワー】【千葉みなと】

東京湾の奥部(市川市より袖ケ浦市までの海岸線の総延長約 133 キロメートル)と京葉工業地域の略全域にまたがる千葉港は、日本一の面積を誇る工業港です。
最北の市川市から、葛南西部・葛南中央・葛南東部・千葉北部・千葉中央・千葉南部・八幡・五井・姉崎・北袖ケ浦・南袖ケ浦の 11 地区に分かれており、千葉中央地区(蘇我地域)の川崎製鉄千葉製鉄所の建設を皮切りに、臨海部の埋め立てと企業誘致で拡大を続けました。
千葉港の取扱貨物は、原油・石油製品・LNG(液化天然ガス)・鋼材・重油・鉄鉱石など、重化学工業の原材料や製品が主なもので、これらの9割以上が企業専用の岸壁で集積されています。現在の貨物取扱量は全国第 2 位(第1位は名古屋港)です。
発電所・製鉄所・製油所・造船所のほか、コンテナターミナル・物流センター・LNG基地・石油コンビナートなどを有し、特に、千葉中央地区の蘇我副都心は、JFEスチール東日本製鉄所の企業城下町となっており、「ハーバーシティ蘇我」などの大型商業施設、ジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアム(フクダ電子アリーナ)などが所在します。
港湾環境を維持するために、千葉ポートパーク・幕張海浜公園・船橋港親水公園・袖ケ浦海浜公園のほか、人工海浜(いなげの浜、検見川の浜、幕張の浜)などが整備されています。
昭和61年、千葉県の人口が500万人に達したのを記念に、高さ125mのポートタワーを擁する千葉ポートパークが建設されました。千葉都市モノレール・JR京葉線の「千葉みなと駅」から海側に歩くと、面積28haのポートパークが広がり、憩いの場となっています。遊覧船の運航もあります。

狭義の【千葉港】は千葉中央ふ頭・千葉みなと駅周辺の地名でもあります。1967年、埋立地に付けられた地名で、千葉港の中心地であったことから「中央港」と命名されたのです。【千葉みなと駅】の東口に位置し、この地区には千葉市役所、東京出入国在留管理局千葉出張所、みなと公園などがあります。

【ポートタワー】
1983年は千葉県の人口が500万人を突破したことを記念して建設され、千葉県民の日である1986年6月15日に開館された千葉ポートパークの一角にある施設です。断面菱形の塔で、展望フロアを除くタワー全面が計5,571枚の熱線反射ガラスで覆われています。クリスマスイルミネーションではタワー壁面の全体がクリスマスツリー状にライトアップされ、「世界最大の電飾ツリー」としてギネスブック1989「日本の記録」に認定されています。

JR京葉線の【千葉みなと駅】は、1986年に国鉄の千葉港駅(ちばみなとえき)として開業された駅です。「ちばこう」との誤読を防ぐため、駅名標や方向幕などでは当初から「千葉みなと」と表記され、1992年には正式名称も「千葉みなと駅」に改称されています。

管理人のコメント

千葉ポートタワーの下の海岸は、私にとって、手軽に「海」を感じることができるスポットです。

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投稿日 2018/〇/〇

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