旭硝子
旭硝子の歴史は、1907年に岩崎俊彌(三菱財閥の2代目総帥)によって創業されたガラス会社から始まります。
岩崎俊彌は1909年に尼崎で板ガラスの製造を開始し、1917年には北九州(戸畑区牧山)でソーダ灰の製造を開始します。
戦前・戦中期に昭和化学工業や日本化成工業株式会社を吸収し、会社(三菱化成工業株式会社)は巨大化します。
戦後、財閥解体によって分割され、1950年に「旭硝子株式会社」が設立されました。建築材料・自動車向けなどのガラスを中心に、電子部材やその他の化学関連素材を製造するようになります。
1959年、 千葉県市原市の臨海地帯に旭硝子千葉工場が設立されます。
この工場では、大網白里の自社鉱業所で産出する天然ガスと、原塩や蛍石などの輸入原料を用いて、さまざまな化学製品(苛性ソーダ・苛性カリウム・クロロメタン・フロン・フッ素樹脂など化学品、液晶・ディスプレイなど光学用途フィルム)を製造しています。医農薬の原料なども製造しています。代替フロンの破壊事業も行っています。
2007年の創立100周年を機に、社名が「AGC株式会社」に変更されました。
管理人のコメント
大網白里産の天然ガスが原料になっていたのですね・・・。房総半島の恵みを利用しての産業でした。
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投稿日 2018/〇/〇
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